かわらぬ故郷 かわらぬ味

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創業60年になる大西屋の歴史、大西屋を代表する和菓子 柏まんじゅう、注目の食材「アマランサス」についてご紹介します。

大西屋の歴史

半世紀以上にわたって地域の人たちから愛されている手作り和菓子の味を、父から息子へとバトンを引き継いで守り続けている大西屋。
柏まんじゅうや塩豆大福、羽二重大福、どら焼き、最中、あんドーナツなどといった品々が、甘党をはじめ多くの老若男女を引きつけてやみません。
大西屋のルーツは、今は亡き創業者の小池定男さんが東京での和菓子修業を経て故郷の高遠町勝間(当時)に1957(昭和32)年オープンした店までさかのぼります。その後、長谷村溝口(当時)への移転を挟み、88(昭和62)年からは伊那市美篶芦沢の国道361号沿いに店を構えて営業。妻の良子さんが「自分が気に入ったモノでなければ売らなかった人」と懐かしむ、根っからの職人だった定男さんは97(平成9)年に亡くなり、今は長男の保彦さんが2代目として腕を振るっています。「おやじの味を守るだけではなく、おやじを抜く味も生み出したい」と保彦さん。定男さんの築いた礎にあぐらをかくのを決して良しとせず、その父にも負けないだろう頑(かたく)なに手間や工夫を惜しまない職人気質を発揮。素材にも強くこだわった大西屋伝統の味をベースに、よりおいしく、食べた人を喜ばせる和菓子づくりに日々努めています。
(参考/伊那毎日新聞社刊『信州・伊那谷からの挑戦』)

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柏まんじゅうとは・・・

柏まんじゅう写真

大西屋を代表する和菓子 柏まんじゅう

大西屋を代表する看板和菓子の一つが、先代の小池定男さんが創作した「柏まんじゅう」です。
その名の通り、まんじゅうを野趣豊かな柏の葉で包んだ一品。つぶあんやそばくるみ、山菜おこわなど、まんじゅうにたっぷり入る味自慢の中身で種類が分かれます。皮には種類に応じて長野県産100%の地粉を使用した小麦粉やそば粉を使い、ふっくらと軟らかい口当たりが大きな特徴。中身と良く合い、一口、また一口と食べたくなるおいしさの陰の主役です。今はやりのスイーツのくくりには何となく収まらない、どっしりした重量感がある「柏まんじゅう」。これは、もともと定男さんが農作業の間のお茶うけとして発案したことに起因します。よく働いて小腹がすいた時に食べるまんじゅうには、1つでもおなかが落ち着く食べ応えが求められたわけです。ちなみに柏の葉も当初は、土や泥にまみれた手でも気軽に食べられるように、まんじゅうをカバーする役目があったといいます。
今は、定男さんのレシピを習得した長男で2代目の保彦さんが手作りしている「柏まんじゅう」。早い日には午前中で売り切れるときもある、ロングセラーの人気ぶりです。
信州土産としても喜ばれています。
(参考/伊那毎日新聞社刊『信州・伊那谷からの挑戦』)

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注目の食材「アマランサス」

アマランサス写真

アマランサスとは?

中南米産のヒユ科ヒユ属の植物。草丈は2m程になるものもあり、直径1mm程のかわいい実(種)を着けます。花は鶏頭のように赤や黄金色などがあり観賞用として、実や葉は栄養価が高く、穀物や野菜として利用されています。アメリカでは「スーパーグレイン(驚異の穀物)」とも呼ばれています。
「実も葉も花も」活用でき、特に栄養面ではタンパク質・カルシウム・鉄分・繊維質を多く含んだ栄養価値の高い食品として、機能性では、コレステロール低下作用、糖質代謝改善作用等が報告され、アレルギーの代替食品としての可能性も秘めています。
(参考/伊那地域アマランサス研究会資料)

伊那地域の取り組み

アマランサスは栄養価も高く花の美しさに加え、省力的な栽培も可能な作物です。伊那地域では近年、増加している遊休農地の荒廃が問題になっています。このことから遊休農地に花を植え観光地づくりをしようとする市民活動が始まり、アマランサスの栽培が行われるようになりました。花の谷「伊那谷」の観光資源として花のPRや栄養価の高い雑穀として伊那産のアマランサスを活用した新商品・新メニューの開発を行い、地域振興に役立てようと信州大学、長野県テクノ財団、伊那商工会議所、地元企業や市民が連携して、アマランサスの活用や普及に向けた取り組みを行っています。地元で採れたアマランサスを地元で消費してもらえるよう「地産地消」の取り組みがスタートしました。
(参考/伊那地域アマランサス研究会資料)

大西屋でも「伊那谷もちだに」や「峰の華」、「サクサク勘助」、「夢だより」などアマランサスを使用したお菓子をお楽しみいただけます。是非一度お召し上がりください。

アマランサスの若菜を食す会写真

アマランサスの若菜を食す会

7月1日にアマランサス研究会員の「野のもの」で雑穀を使った料理の食事会が行われました。
食事会は今回が2回目で、前回は伊那市にある中華料理屋さんで行われました。
アマランサスだけでなく、色々な雑穀を使った料理がありました。この時期のアマランサスは15cm〜20cm位になった若菜になります。あくが無いせいか、くせも無く、色々な料理に使えるようです。

アマランサスは餃子や蕎麦に使われたり、学校給食のメニュー(パンやおかず)にも使われています。
伊那市内の保育園では畑でアマランサスを育てているようです。
どんな色の花が咲くのでしょうか?これからが楽しみです。

菓匠 大西屋
外観写真

60年受け継がれる伝統の味
おかげさまで大西屋は創業60年を迎えました。素材にも強くこだわった大西屋伝統の味を守りながら、よりおいしく、食べた人を喜ばせる和菓子づくりに日々努めています。

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